2016年に電力の自由化が導入されて、今では、従来の電力会社のみにとらわれずに、新しい電力会社とも契約できるようになりました。最近では大手通信会社やガス会社も電力自由化が新たなビジネスの機会と判断して、電力関連に大きく参入を開始しています。こうした新規参入組の企業は、ライバル他社に打ち勝つためにも、個別に色々な戦略を考えて消費者を獲得しようとしているためそれを逆手にとって、私たちが電力会社をえり好みできる好機でもあるのです。ある通信会社では契約しているスマートフォンと新しく申し込んだ電気料金契約について一緒に支払いを行うことで、消費者の利便性を向上し、また電気料金に対してポイント付与の対象となり、通信料金の割引に利用できるというサービスを行っていますまた、ガス会社の場合ですと、自社が販売する電気料金と一括で支払うことで、月々の料金が数百円お得になるなどの消費者サービスを行う企業も現れています。このような企業間での競争があればこそ、今までの電力会社に限定されることがない電力自由化が、我々にとっての多大なメリットを生むことになるのです。