電力自由化が2016年4月に行われ、現在では業種にとらわれない多くの会社が新規参入し電力の購入先を新企業からも選べるようになりました。最近では大手通信会社やガス会社も将来性を見据えての事業であると見解し、日本各地において電力業を新たにスタートさせています。新たにサービスを始めた各社が他社との差別化のため独自の方法で消費者を呼び込もうとしているので、今まで全くなかった電力会社乗り換えの検討機会が出来ました。ある通信会社では契約しているスマートフォンと自社が販売する電力との、二つの料金を一括払いにすることで、消費者の料金支払いの際の手間を少なくし、加えて電気料に応じたポイントを進呈することにより、通信料などを値引くことをします。ガス会社でもガスと電気料金をまとめる事により、月々の料金が数百円お得になるなどのサービスが導入され始めています。新たに企業の間でサービスの競争が行われることによって、これまでの地域の電力会社しか選べない時代から脱却し電力会社選択の自由化が、私たちに大きなメリットとなっているのです。